投資初心者が米国株(アメリカ株)を選ぶメリット5つの情報

 株式投資について調べていると、「投資初心者におすすめの米国株(アメリカ株)〇選」「米国株ならS&P500」
といった記事をよく見かけるのではないでしょうか?投資を始めたばかりだと、まず日本株式への投資をしたくなりますよね。だって日本人ですから!ソニーや任天堂、トヨタ、パナソニック、日本には世界にも通用する大企業がたくさんありますよね、投資するなら日本の大企業にって気持ちもわかります。ただ初心者だからこそ米国株(アメリカ株)なんです。これから紹介する5つの情報を参考に米国株(アメリカ株)の重要性が伝わればと思います。

この記事では、「なぜ米国株を選ぶべきか」を投資初心者にも分かりやすく解説します。
皆さんも米国株投資の理解を深めていきましょう。投資初心者が米国(アメリカ)株を選ぶメリット5選
  • 1. 長期投資において米国(アメリカ)株は右肩上がり
  • 2. 米国株は世界の株式市場の50%以上を占めている
  • 3. 政治の安定性がある
  • 4. 世界最大の消費大国
  • 5. 株主重視の企業文化
  • まとめ
松井証券ではじめる株式取引

1. 長期投資において米国(アメリカ)株は右肩上がり

 まず前提として、投資初心者が行う投資は「長期投資」をおすすめします。
なぜなら、長期投資はリスクを抑えて、時間をかけて資産を増やしていくからです。
20年後、30年後に気づいたら資産が増えている、そんなイメージです。

※デイトレードのような短期取引はリスクが大きく、
投資初心者は資産が一瞬で塵になりますので絶対にやめましょう!!

 じゃあ、長期投資では米国(アメリカ)株がいい理由は?
→株価がずっと上がり続けているから

 過去30年間の米国の株式市場(NYダウ)は、約12倍になっています!!
100万円だった資産が30年後には、1200万円になっている計算です。

 また、30年以上保有し続けていると、「どの期間から始めても元本割れしていない」
というリスクの低さもあります。

そのため、銀行に預金として預けておくより、断然いい資産運用と言えるでしょう。

2. 米国株は世界の株式市場の50%以上を占めている

いま世界経済の中心は、間違いなくアメリカです。

世界の株式市場の国別比率は、
1位:アメリカ 57.0%
2位:日本 6.9%
3位:中国 4.8%
4位:イギリス 4.0%
5位:スイス 2.7%

 このように完全にアメリカ一強の状態。
また、時価総額ランキングでトップ50社を調べても、7割が米国企業です。

 つまり、米国株に投資することは、世界を牽引するグローバル・トップ企業に投資することと同じようなもの。
そのような企業は他国の経済成長も取り込めるため、今後も成長が期待できるでしょう。

3. 政治の安定性がある

 株と政治って関係あるの?と思うかもしれませんが、大ありです!!

 政治と経済は切っても切れない関係にあり、
政治の方向性=相場の行方を決める重要な要素、ということを覚えておきましょう。

 政治が不安定な国に投資すると、株価も不安定で落ち着いた投資が出来なくなります。
また、投資家はそんなリスクのある国には投資したくないので、お金が集まらない。
つまり経済成長はないと判断されてしまいます。

じゃあアメリカはというと…

 リーダーシップがある大統領が選出される仕組みが出来ていて、
比較的政治が安定しています。
また、任期は4年と決まっていて、ある程度の方向性が予測しやすいこともあります。

これらは見逃せない大きなメリットです。

※ちなみに日本は、短期で総理大臣がコロコロ変わり続けました。
福田総理:365日、麻生総理:358日、鳩山総理:266日、菅総理:452日

 こんなに国のトップが変わっていたら、誰も予測できないし
大事な資産を預けたくないですよね(笑)

NISA or つみたてNISA

4. 世界最大の消費大国

 アメリカは“超”がつくほどの、個人消費の大きい国です。
皆さんもイメージできると思うですが、アメリカって何もかも大きいですよね。

世界の家計消費ランキングはこんな感じです。
1位:アメリカ 1,470兆円
2位:中国 550兆円
3位:日本 290兆円

アメリカの消費はダントツです。

 それに加えて、アメリカは今後も人口が増加していく見込みです。
若者が多くなれば、それだけ生産性が上がるため、経済成長が期待できます!

 このように購買力が高いひとが多く、人口が増加傾向であるアメリカの企業は
右肩上がりの成長が見込まれているわけです。

5. 株主重視の企業文化

 日本人にとって、「会社は会社員のもの、社長のもの」という認識がありますよね?
しかし、この認識は間違いで、正しくは会社の持ち主は株主なのです。

アメリカは日本と違って「会社は株主のもの」という意識が強く、配当金や株価に対して敏感です。

そのため米国企業は、
「配当金減・株価ダウン=経営陣の失敗」という意味に捉えられるので、
株価や配当を巡る経営陣へのプレッシャーは、相当きついものがあります。

 例えば、配当金に関していえば、
25年連続増配の企業数は、日本が2社に対して、アメリカが100社以上。

 このように米国企業は、投資家・株主を重要視するため、
配当金や株価で還元しようと必死なわけです。
だから、米国(アメリカ)株は日本株より値上がりしやすい傾向にあるのです。

まとめ

投資初心者が米国(アメリカ)株に投資するメリットを理解いただけたでしょうか?

1. 長期投資において米国(アメリカ)株は右肩上がり
2. 米国株は世界の株式市場の50%以上を占めている
3. 政治の安定性がある
4. 世界最大の消費大国
5. 株主重視の企業文化

これから投資を始めてみようという人は、
長期投資が前提になりますが、少額から米国株に投資してみましょう。

これであなたも投資家です!コツコツ資産形成していきましょう。

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