今から上がる!?知っておくべき日本のグロース株2つの企業

日本の株式市場が過熱し始めているさなか、この先一気に上昇するかもしれない日本のグロース株2つの企業を紹介します。今後市場の動向次第では第二のAppleやテスラになる可能性もあるかもしれません。投資先の判断は自己判断ですが、今勢いのある2つの企業、時代が合えば十分グロース株になる企業でしょう。

その2の企業とは

1 メルカリ

2 オイシックス・ラ・大地(株)

3 まとめ

そもそもグロース株って?

こちらの記事でもグロース株について触れましたが『アメリカ株はまだまだ上がるグロース株 3つの企業

グロース株は、高い成長が見込まれる企業株のことで、長期的なトレンド(ブーム)に入れば何倍にも株価が上がる可能性がある株のことを指します。有名なところで言えばAmazonやテスラなどもグロース株にあたります。

 グロース株のような株を表す言葉でバリュー株という言葉もあります。グロース株とは逆にバリュー(割安に)投資できる株。企業価値の割に株価が安く、企業としての成長が見込めるものの、グロース株のような爆発的な高騰が見込みにくい株だといわれています。

 主なバリュー株に東京三菱UFJ銀行などの大手銀行株も有名です。大きな成長が見込めないということは、逆に安定しているとも言えるでしょう。

メルカリ

何故メルカリがグロース株になる可能性があるのか。

それはCtoCサービス展開と、そこから多角的なサービス展開で成長し続けているからです。

メルカリはネットのフリーマーケットサービスを提供する企業であり、その分野ではヤフーオークションが有名ですね。

メルカリは、オークションと違い、売り手は売りたいものをメルカリを通して自分で価格を決めて出品し、買いたいひとはその商品をメルカリを通して出品者から直接購入する。メルカリのサービスモデルは CtoC「Consumer to Consumer:個人間取引」 と言われ個人間での取引をメインとした企業運営を行っています。

今現在CtoCの国内電子商取引市場規模は拡大傾向で、2019年時点でも1兆7千億を超える規模もあり、CtoCビジネスモデルは拡大傾向にあると言えるでしょう。

経済産業省 電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました  より HP

 単に個人と個人を結びつけるというのは簡単ではなく。取引として成立させるまでをしっかり管理できたのが、メルカリが大きく成長できた要因ではないかと考えられています。

 私もよく利用していますが、最初は本当にこの商品が売れるのか?だまされたりしないかな?個人情報大丈夫かなと不安に感じながら取引をした記憶があります。今は匿名配送技術や電子決済サービスも他の企業と連携し、とにかくユーザーが安心して取引が出来るサービスを提供しています。

配送企業との連携 物流サービスの流れを変えてしまった。

メルカリは何を変えたのか、そう物流を変えてしまったのです。

 普通は相手に物を送る場合、もちろん相手の住所を知っている必要があります。ただこの個人情報をの重要性を認識した時代では、相手に個人情報を伝えるのはリスクが高い状態だと言えます。

ただメルカリはCtoC個人間取引です。個々でのやり取りで成立します。個人情報を開示したくない。でも商品は売りたい。そんな矛盾を解決したのがメルカリの匿名配送です。

 出品者がメルカリで商品を売ると、配送業者側で送り先を変更して商品を届ける。出品者側は相手の住所を知らず売ることができ、買い手も相手に住所を教えることなく商品が買える。メルカリと配送業者が共同で開発したサービスです。相手の住所を知らなくても届けることが出来る。

 物流業界では衝撃的なニュースだったことでしょう。そのサービスを始めた配送業者はヤマト運輸です。他には日本郵便も同じサービスを提供しています。配送の常識を覆すサービスを作った。それがメルカリです。

金融サービス(電子決済)への参入 

 次のメルカリの手掛けたのが電子決済システムです。個人売買で得た利益はもちろんお金になります。メルカリ内で使用できるお金として利用出来ました。

 メルカリでは、得た収益を現金化するのには手間がかかってました。少ない金額だと現金化できなかったり、手数料が発生したりと利用者にとってちょっと不利益な場面がありました。

 たしかにメルカリ側も少額で送金作業が発生すれば業務負担がふえます。そこでメルカリは電子決済に参入して、売上金を現金化することなく商品購入できるようにするシステムを構築したのです。

 その電子決済システムはメルペイと言われ、コンビニのレジで見たことがある人もいるのでないでしょうか。メルカリは、ユーザーが損をしないように決済システムそのものを変えてしまうサービスを作った。それがメルカリです。

仮想通貨への参入

 最後にメルカリは仮想通貨にも参入しています。メルコインと言われる子会社が運営しているのですが、メルカリで得た売り上げをビットコインに変えることが出来るサービスを提供するとしています。

 仮想通貨は近い未来新しい通貨として、世界的に使われると言われている別名 暗号通貨と言われています。今様々仮想通貨がありますが、その中でもあの有名な仮想通貨ビットコインを利用するサービスを展開予定です。

オイシックス・ラ・大地(株)

 日本のグロース株になるかもしれない2つ目の企業は、オイシックス・ラ・大地(株)です。今はコロナ禍、緊急事態宣言やまん延防止措置など様々な施策で人の行動が抑制されています。

 そうなると在宅率も高くなります。在宅ワークの急激な加速、コロナが怖く買い物にも行けない。そんな中宅配による食品配送を展開している オイシックス・ラ・大地(株) がとても素晴らしいサービスを展開しています。

 宅配による食品配送を提供している企業は結構あります。有名なところで生協(生活協同組合)やワタミの宅食なども聞いたことあるかもしれません。

  そんなライバル企業が多い中オイシックス・ラ・大地(株)が提供する食品配送 は他の企業と違うのは食品の配送だけではなく、料理までをサポートした配送サービスです。

献立を提供する 

普通の食品配送は、自分で食品を選んで購入し料理も自分で考えます。オイシックスの違うところは献立も用意された状態で食品を配送してくれるのです。受け取ったらその材料を使って献立料理を作るだけで、栄養満点のおいしいおかずができちゃいます。

 私もよく料理をしますが、献立を考えるのは本当にたいへんです。大体マンネリ化してきてしまいます(笑)。共働き世帯もどっちがご飯作るかで毎日大変でしょう。さらにコロナ・・・なかなか外に買い物も行きにくい。

オイシックス・ラ・大地(株) の提供する食品は安心・安全にとことんこだわった食材を選んでいます。その食材を使用してかつおいしい献立があらかじめ用意されている。ユーザーが右肩上がりなのも納得です。

株価が約10倍

2017年に今の企業形態となりサービスを開始してまだ4年ですが、株価も当時の約10倍まで増加しています。

この株価上昇は、宅配食品業界そのものへの期待もあるかもしれませんが、そこに新しい価値、献立を提供することが出来た オイシックス・ラ・大地(株) の企業戦略が現代にマッチしたと言っても過言ではないでしょう。

今後もサービスの展開次第ではますます株価上昇も見込まれるかもしれません。

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まとめ

こちらに紹介した2つの企業は、今後も様々まサービス展開を見せていくと考えられています。

 特にメルカリは世界規模で展開しており、CtoC「Consumer to Consumer:個人間取引」を広めたパイオニアともいえる企業です。

そこに電子決済システムもサービス開始しており、仮想通貨サービスも手掛けるようになると言われています。

オイシックスもアフターコロナでも、『食』そのものに着眼を置き安心、安全を提供する企業として、食品提供企業の枠を超えて、伸びる企業だと思います。

この2つの企業はグロース株になるポテンシャルは十分にあるのではないでしょうか。

今後の経済や景気の変動は誰にもわかりませんが、日本のグロース株になる企業、探せばまだまだ見つかるかもしれませんね。

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